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袋町の袋小路。

その日、私は社交場にいた。

 

受付として来る人達の名前を確認し、どーぞー!とご案内する係として。

入り口からは袋町小学校が見える。都会のシャレた小学校である。

非常にコンパクトな小学校で、なんと地下もあって屋上にはプールがある。

 

係とか言ってるけど、このイベントの言い出しっぺはわたしである。

主催である。

準備と仕事と体調不良で時間足りなくて、自分はなんとも地味な装い。灰色。

社交場の窓口にこんな地味で着飾ってない私がいてよいのか。

せめて声は明るめにを心掛けるも、喘息の吸引の影響でカスレ気味。

評判はよかった。それはよかった、本当に。

 

男女の出会いに酔っ払った。勝手に感じてるだけだけど。

 

こういう時の帰り道に考えるのは、私は女じゃなくて私だということについて。

女だけど、どっちかっていうと「私」なんだ。わたし私ワタシ。

性別に「無」っていうのがあったら◯をつけたい。

 

でも、人に飢えがちな寂しがり屋なので、

また寂しくなったら開催しよう。

 

袋町で何の用事があるのかよく分からないけど、

私はだいたい袋町にいることが多い。なぜだろう。

友人も不思議がってる。わたしも不思議だと思う。